「想いを込めて」
岸和田市民病院リハビリテーション科  佐嶋 義高

思い出は、楽しいものだと今まで思っていたが、今改めて三島先生のことを
思い出すと辛いものがこみ上げてきます。
三島先生との出会いは、私が岸和田市民病院に就職した10年位前のことです。
先生よろしくお願いしますと私が言うと、「ああ がんばって」といかにも面倒そうな
、返事が返ってきました。出会ったころは、無愛想で怖そうな印象がありました。
実際、一緒に仕事をすると先生は、非常に印象とは正反対でとにかく神経質なくらい
周りの人に気を使う、そして几帳面な人でした。
職場で、飲みに行ってどんなに飲んでも、笑って・陽気に私たちと接してくれた。
そんな先生にみんなも、癒されたと思う。
三島先生とよくお昼休みに、2人で体を横にしながら、日常の出来事や冗談を
言い合った。
先生は、大の阪神ファンでもありよく野球の話もしました。
私には、気が合った心の安らげる存在でもありました。
先生から貰ったお風呂ラジオでお風呂に入りながら、タイガース戦を聞くたびに
三島先生のことを思い出します。
今も私の隣の机に先生が座って、大好きだったバナナを食べているそんな光景が、
目に浮かびます。
人は死を迎えた時、その人がどんな人との付き合い方をして生きてきたかが
分かるような気が私にはする。
私の心の中で、先生のけた違いの大きさも実感している。
人生で1度だけ、願いが叶うなら三島先生の生きていた4月27日に戻りたいという
想いを込めて。
                                佐嶋 義高


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