【早苗さんの盲学校時代のバレーボール部のみなさんの寄せ書きより】
        安井幸子,(H.S),塩見康子,林かよみ,風子、志斗美、保子、章子

 いつも明るく笑顔のかわいいさなえちゃん。後輩にもやさしくて、一番人気
でしたね。あなたのことは、ずっとずっと忘れません。ありがとう。さなえちゃん。   

                                 安井幸子

 早苗ちゃんてパワーあったよね!若い時のようにもう一度ローリング
したかったわ。
                                  (H.S)

 早苗さんとの出逢いは、盲学校でのバレーボールの先輩と後輩としてで、
楽しい時、くやしい思いなど約2年間を過ごさせて頂き、それから数年後、
共通の友人を通して、今度は友達として、旅行へ行ったり食事をしたり、
お茶を飲みに行ったり何度となく同じ時間を共にし、さなえさんとの出逢いは
私にとって大切な思い出となっています。ありがとう。
                                  塩見康子

 三島さん御夫妻は、私の良き先輩でありあこがれのカップルでした。
 三島さんは、ユーモアたっぷりで常にその場をなごませる名人でした。
早苗さんもいつも明るく、後輩の面倒をよく見てくれました。卒業後、
偶然長居のスポーツセンターでお逢いしたときも、「一緒に走ろう」と声を
かけてくれました。練習の時はいつも、私のペースにあわせて、いつまでも
練習につきあってくれました。御夫婦そろってどんな時も前向きにとりくんで
いらっしゃいました。非常に練習熱心で、もくもくと走っていらっしゃったお姿を
忘れることはないでしょう。早苗さんの明るくて、ハツラツとした声は私の
耳の中に残っています。
                                  林かよみ

 手に手をとって走っていた二人の尊い命を、一瞬にしてうばう交通戦争が
にくい。
 医学がどんなに進歩しても、車で投げられ、コンクリートに打ち付けられた
体はどうしようもできない。二人のような犠牲者が今日もまた・・・。
 とっくんが言ってました。「この世で修行を終えた者だけが天の国へいけるんや」
って。
 二人はとても仲がよかったんで、ずっと一緒に居れるお星様になってんね。
何もしてあげられなくてごめんなさい。
                          風子、志斗美、保子、章子
            以上 早苗さんの盲学校時代のバレーボール部のみなさんより
ふたりの青春のページ」という文字の横にバレーボールをしているショートカットの女の子の絵が描かれている水谷さんのイラスト


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本文終わり