2010北海道マラソン
2010年8月20日(日) 北海道札幌市

サケもっとさん 26キロまでの完走記です

今朝の北海道のニュースでは、
気温30度、晴れとなってました。
でも外を見てもらうと曇り空!!
ずっとこのままだったらなーと思いながら、
粛々と準備をしてゆきます。

スタートが12時10分なので、
前泊ですし、朝起きてからめちゃゆっくりのはず!
でもあれこれしてるとあっとゆう間に時間となりいざ出陣!!
中島公園へ向かいました。

制限時間が5時間になって、
8千人もの参加者でしたが、
人は多いもののトイレの順番もすぐに来て、
やはり夏の大会だからですねー。
それになんだかのんびり差を感じました。

スタートもみんなブロックの順番に並んでいます。
ウチはBブロックの1番後ろに並んでいたら、
Cブロックの前には、「走ったるでぇ〜!」って、たくさんの男性ランナーが
体操座りして、数列並んでいました。
これも夏だからできることですよね。
でも皆さんお行儀がよいですわ〜。

ウチのタイムでなぜBブロックかとゆうと
男女わけて前から整列してゆきます。
女子は少ないので、ブロック数も少ないのでしょうね。
プラス陸連登録はその前に並ぶことができるのです。
女性ランナーの皆さん、これってお得ですよ〜。

スタートの号砲がなってから、ゆっくり歩き出して、
計測マットを過ぎたくらいから走り出してゆきました。
スタート時刻の気温は、27度、湿度70%。
これって、予報がええ方にはずれた?!
んがしかし、風はまったくありません。
曇っていたので、気温はそんなに上がらなかったようです。
でも湿度の70%が、ちと気になります。

10キロぐらいまで札幌市内の街中で
アスファルトの照り返しももわ〜っと感じながら、
風もなく、人の混雑もあってか、
箱の中を走ってるようで、
大阪よりも蒸し暑さを感じました。
後で振り返るとここが1番しんどかったところです。

給水は、テーブルが15個くらい準備されていて、
コップも大きなもので、
飲んだ後、残った水は頭からかけたり、
またスポンジをもらったりして、
熱中症に気をつけて水分を取ってゆきました。

10キロ過ぎたくらいからは時々風も出てきましたが、
お日様も顔を出すようになってきました。
給水では人がばらけてきて取りやすくなってゆきましたし、
FRUNの人やほかのランナーからも
水やスポンジを取っていただいて、
エイドも無事に通過してゆきます。
15キロくらいで、男性ランナーから氷をもらって、
スポンジにくるんでいたんですけど、
手に触れると冷たすぎて、
スポンジで丸々くるむと冷たくないしで、
タオルに巻いて後頭部に氷を当てるように
巻きつけて、バッチリ暑さ対策できました。

エイドでのロスタイムはありましたが、
キロ6分強程度をキープしながら、
18キロまで、そろりそろりと走ってきました。

さー、ここからが、河川敷の何もない片道約7キロの往復コースです。
でも往路では、先頭のエリート集団の
順番や走り方や疲れ方などなど、
伴走のOさんにいろいろと教えていただきました。
その後も市民ランナーがずっと続いています。
中央分離帯に植木があるので、少し見えにくいようですが、
この距離感などは、福知山や東京マラソンの2回目の折り返しのようでした。
知ってる人とも声掛け合いながら、元気もらってゆきました。

このあたりから晴れ間も出て、日差しも感じてきましたが、
風も吹いてきて、かえって暑さの中に気持ちよさも感じていました。
コースが幅広くなって、ハーフも過ぎて、
歩き出すランナーやストレッチをしているランナーが多くなってきたようです。
突然歩いたり泊まったりするランナーに
気をつけながら、とことこと少しずつそんなランナーを抜いてゆきました。

この7キロ折り返しまでは、まだかと先が遠く感じてしまうと、
なんだか右手がしびれてきたので、
コースの安全を確認してもらってから、
ロープを反対に持って、右手をよく振って動かしたりして、
ええ気分転換となりました。
が、手足のしびれれは取れてゆきませんでした。

そして、折り返しがやってきて、
みんな3画コーンに「デン」して回ってゆきます。
それまで、前から当たっていた、日差しが右後ろから足に感じるようになり、
ショートタイツだったので、これは日焼けするなーって、
お風呂は行ったときのことなんか考えていました。

「さー、折り返しまできたぞ〜!
後は、ゴールまで距離は減っていくだけだ〜!」と
意識ははっきりとしていました。
少し歩きが入って、とたん、糸が切れたように
両手両足の先からしびれがひどくなっていって、
硬直してゆきました。
気持ちは手を広げようと思っても
思えば思うほど、両手がグーになってゆきます。
緩む気配もなく、救護車のお世話となりました。
そこで、リタイアをして、点滴を受けました。
折り返してからすぐの26キロ地点でした。

夏のレースなので、レース中の水分や塩分を取ることは
準備万端にしていたつもりですが、
スタート前までの給水は、
水も塩分もしっかりと取っていなかったこと、
冬のレースのような量しか取っていませんでした。
朝の曇りに少し惑わされたようです。
レース中もそこまでの暑さは感じなかったのですけど、
救護の間に話を聞いていると
スタート後どんどん気温が上がっていって、
32度まで上がっていたそうです。
自分自身、この気温での
キロ6分強のタイムは、
まだまだオーバーペースだったのです。

今回も完走メダルをかけてもらうことができなくて、
夏のフルマラソンの難しさを感じた1日となりました。


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